POPS SAVE THE INSOMNIAC

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Pixies JAPAN TOUR 2005@Zepp Tokyo 12.06
ピクシーズのファースト・ジャパンツアーに行きました。
今日日のオルタナ・バンドのルーツとまで言われるピクシーズ。不仲で解散して約12年後の去年、突然の再結成とフジロック出演。そして今年はツアーで来日ですよ。

とはいえピクシーズはペンパルズとかナンバガとかがカヴァーしてた曲以外では『Debaser』しか知りませんのでほとんど知らないバンドに近く、期待と不安が半々な感じでとりあえずツアーTシャツとキーリングを購入。今日のライヴをCDにパッケージングして全世界に届けてくれると言うオフィシャル・ブートレグの会場予約もあったので一応予約しました。ひょっとして唯一無二の名演になるかも知れないし。一気に¥9,000がすっ飛び、泣きそうになりながら開演待ち。

15分押しくらいで現れた妖精さん達。
うおおお、みんなハゲだ。みんなふくよかだ。ステージ右側にポジショニングするベースのキム・ディール(♀)がひときわ異彩を放つ。
フロアは結構満杯で温度も高く、老若男女、外人も結構多かったのでテンションはかなり高め。オープニングはキムキム姉やんの美声で幕開け。
中央にいたのですけれど、ちょうどフランク・ブラックがいるはずのセンター付近が全く見えず、聴こえてくるのはキム・ディールの歌声なので3ピースだったかなあなどと思っていたら、滑り込むようにぬおっとセンターに現れてフランクが2曲目をシンギング。『Wave of Mutilation』。

エレキの歪んだ轟音とアコギのストレートな繊細さが融け合ったバランスのとれたライヴを展開。踊れる曲あり、聴かせる曲あり。そんなライヴいまやどこででも観られそうですが、なんせピクシーズですからね。次いつ日本に来るか解らない。で、また曲が良いですからね。低音があんまり聴こえて来なかったしドラムとかほとんど見えなかったけど、これが本当に10年以上も前の曲なのか疑わしくなるくらいエネルギーに満ち満ちてる。

HERE COMES YOUR MAN』以降はアグレッシヴなオルタナ・サウンドが目白押し。さすがにそのジャンルのルーツと呼ばれる理由が良く解りましたよ。停滞期間が長かったのもあるのか、歌うハゲからも弾くハゲからも変に老成した感じはせず、若々しいってのでもないけれど、とにかくその瞬間のベストがつぎ込まれた、そのへんの若手バンドなぞ足元にも及ばない圧巻のステージ。無節操にダイヴしてる輩も、一向に引っ込まない自分の下腹も何もかも許せてしまいそうなハピネスな空気。だってステージ上のデブなハゲがあんなにカッコいいんだもん。「HEY!」のシャウトがあんなにカッコいいハゲたデブを俺は知らない。

アンコールをやるやらないでちょっと大袈裟にやりとりする一幕もあれど、無事アンコールも披露されて約1時間半のライヴは終了。買おう買おうとは思ってて結局旧譜買わないまま観たけど、それでも楽しめました。
是非とも新作作ってまた来て欲しい。

そうそうライヴ中、肩車された外人がこっち向いてはしゃいでたりとかしてましたけど、今すぐ帰れお前ら、って話ですよ。髪の毛あってヒョロ長いやつに用はねえって話ですよ。ピザでも食って出直して来いと。
| LIVE2005 | 19:44 | comments(12) | trackbacks(3) |
くるりワンマンライブツアー2005〜はぐれメタル純情派〜@Zepp Tokyo 11.03
百鬼夜行は今年もないのか。去年もなかった。

Zepp Tokyoは一昨年の百鬼夜行以来およそ2年ぶり。追加公演の武道館に行く気はないので2,700人収容とは言えZeppは一応ライヴハウスである。考えてみたらライヴハウスでくるりのワンマンは初めてだったんだけどまあそこらへんは適当にまったり堪能してやろうと思い、少し余裕を持って台場へ向かったはずが、やってしまったチケット忘れ。目の前は真っ暗。どんなに急いで戻っても、開演時間には絶対間に合わない。戻るも地獄、往くも地獄。ライヴの遅刻は本当に凹む。泣きたくなる。ていうか死にたくなるくらい凹む。

たっぷり40分は遅れてZeppへ。1時間半以上も待たせてしまった連れに申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら会場へ入ると丁度『ばらの花』が聴こえてる。うわあ、これ絶対セットリストど真ん中だ。会場内は赤ん坊1人入る隙間もないぐらいびっちり。なにこの女子校の終業式状態。いつからくるりのZeppってこんなバカみたいに動員するようになったんだ。最後尾の申し訳程度の隙間からなんとかフロアに入るもなんだこれ。遠い。モニターすら遠くてまともに観られない。岸田がメガネをかけてないことはかろうじて視認できるけれども達身さんとか全然見えない。ストラトの音色だけが大きく響いてくる。

その後も面白MCとかあったのだけど、自責と後悔といろんなネガティヴシンキングに苛まれて気持ちを切り替えるのに時間がかかる。結局『NIKKI』からの新曲は1曲しか聴けずじまい。しかしなかなか軽やかであり、BPMも速めで、ロックンロールしている感じ。英語を多く歌っているのが新鮮。そのままのテンションを維持しながら『Morning Paper』→『すけべ〜』→『トレイン〜』の流れで一気に叩き伏せられる。でも、『Morning〜』にキーボードは要らないと思った。

圧巻は『ワールズエンド・スーパーノヴァ』。10分を超える長いセッションを交えながら、まったく飽きることないファンキーかつアグレッシヴなリフが目白押し。クリストファー在籍時の重厚な最強感は武道館の音響の悪さを差し引いても、今もって別格の位置づけとして自分の中にあるのだけども、今回のサポートドラマーのCliff Armondもまた今のくるりにマッチしている。多分この人は軽快なポップロック方面が主戦場なんかなあと思った。

アンコールでは意外にも『』なんかが聴けたりして。岸田のヴォーカルからは狂気みたいなものは薄まってるけど達身ギターはすごいなあやっぱ。締めは『』。『東京』を演らなかったライヴって自分が観た中では初めてだなと思った。ぼんやりと。
たまにはそれもいいと思った。『宿はなし』とかで締めてくれたらなお良かった。まる。

やっぱり途中参加のライヴは不完全燃焼に終わってしまう。遅れて行って得する事なんて何もない。自分のせいで思いっきり連れが迷惑を被ってるのがまた堪らない。もう誰にも迷惑をかけたくないので、今後ライヴは独りで行くか、チケットは各自に郵送するようにしようとかちらちら考えてたけどすみません、以後気をつけます。なんだかもう、生きる自信までごっそり失ってしまいそうな文化の日の夜。

聴けたSet List

ばらの花
Bus To Finsbury
Morning Paper
すけべな女の子
トレイン・ロック・フェスティバル
尼崎の魚
ワンダーフォーゲル
ワールズエンド・スーパーノヴァ
-----------------------------------------------
EN1.ハイウェイ
EN2.窓
EN3.街
-----------------------------------------------

『ばらの花』以前のセットリストを2chで補完。
1.お祭りわっしょい
2.Superstar
3.Ring!Ring!Ring!
4.The Veranda
5.Baby I Love You
6.ARMY
7.Tonight Is The Night
8.Birthday
-----------------------------------------------
新曲ほとんど前半……俺の馬鹿。俺の迂闊。
| LIVE2005 | 03:16 | comments(2) | trackbacks(1) |
ZAZEN BOYS / MATSURI SESSION@日比谷野外音楽堂 08・28
野外で観る初めての座禅。
いつ行っても野音のロケーションは素晴らしいと思う。席つきじゃモッシュができないとか盛り上がりに欠けるとかぬかしてらっしゃる諸氏は新宿ロフトあたりに永住すれば良いと思う。ぐるりをビルディングに囲まれ、公園の木々に囲まれた中にぽっかりとその口を広げるすり鉢状の異空間。演者が演者だけにその異常感はひとしお。台風の目のように、日常の真ん中でぽっかりと渦巻く非日常。

テレヴィジョンの『MARQUEE MOON』が流れ出す中、町田のヤンキーがひとりで現れてベースソロ。しばらくブリブリ弾き出すと、自然に流れは『SI・GE・KI』のイントロへ。
そして向井以下バンドメンバーが現れてライヴが始まる。

少なからず野外というシチュエーションがマインドを開放的にするのを手伝うのか、ライヴが進むにつれてバンドのテンションが徐々に異質なものになっていく。やってる事は今までと同じなのだけども内包するものがやっぱりちょっと違う気がする。向井のMCも、「この目では見えない、この耳では聞こえない、森の精霊が――」とか言っちゃってるあたりちょっと特別な雰囲気だった。蛾やら蝉やらがステージ上を思いっきり飛び交っていた。あと蚊も。集中して演奏を聴き、ふと視線を外すとまばらに電気の点いてるオフィスビルが飛び込んできたりで一層変な気持ちになる。座禅サウンドがどう考えても非日常の範疇にあるだけに尚更。

HARD LIQUOR』のアウトロで『Immigrant Song』のリフなぞ弾いて観客を沸かせながら、鉄っぽいサウンドが日曜のビル街に響き渡る。ドラムに柔道二段・松下敦が加入したのを機にいくつかの曲のアレンジが変わっているわけだけれど、これが観る度に深化しており、野外のロケーションと相俟って圧巻のスケールになっていた。かっこいい。

ほとんど最後方で観ていたのだけどステージも良く見えるし音も申し分ない。加えて演奏はカッコいい。そしてクレイジーだった。今まで観た
中で最高クオリティの座禅だった。『感覚的にNG』(?)という新曲(?)も聴けたし、『SEKARASIKA』の大合唱も気狂い感がじんわりと浸透していて楽しかった。ただ、これをアンコール代わりに歌うようなら勘弁して欲しいなとも思った。
そして『開戦前夜』での各パートのソロ回しがまた凄いんだこれが。

アンコールの『KIMOCHI』では「野に咲く花のように美し
くなりたい」とは歌わず、気持ち淡々とした印象。20時以降使えない野音の制限もあって時間が押してたゆえなのか。しかし半ば無理矢理お面を被らされたカシオマンが手元が見えなくて難儀しながら、メンバーが掃けた後のステージでひとりギターを弾く姿は笑えた。
ZAZEN BOYSの、ある意味で完成形を見たステージだった。

Set List
1.SI・GE・KI
2.USODARAKE Take2
3.安眠棒
4.HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
5.MABOROSHI IN MY BLOOD
6.IKASAMA LOVE
7.HARD LIQUOR
8.BRAIN CONSTRUCTION
9.YURETA YURETA YURETA
10.DAIGAKUSEI
11.TANUKI
12.CHIE chan's Landscape
13.感覚的にNG(?)
14.SEKARASIKA
15.開戦前夜
16.WHISKY & UNUBORE
17.COLD BEAT
18.CRAZY DAYS CRAZY FEELING
19.自問自答
--------------------------------
EN1.KIMOCHI
| LIVE2005 | 01:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
SUMMER SONIC'05@千葉マリンスタジアム/幕張メッセ 08.14(3)
■Weezer
機会があれば観たいと思っていたWeezerのライヴ。
新作『make believe』が思ったより良かったのもあり、初期作品群の名曲が生で聴けると言うのも魅力的でしたので楽しみではありました。ところでマリンスタジアム内の飯って、クソ不味いですよね。
あんなパサパサした焼きそば久々に食いましたよ。

そしてほぼ定刻通りに現れたWeezer、初っ端から『PHOTOGRAPH』で度肝を抜かれると同時に瞬時に虜になって踊っている自分を俯瞰で認識。一発で惹き込まれてしまいました。
見事脱・泣き虫に成功したリヴァース・クオモの曲紹介しながらの丁寧なMCに和まされつつ、時に激しく、また切ない珠玉の名曲群をプレイ。

1st以外は俺、アルバム全部持ってるんだけど所々の曲は忘れちゃってたまま、予習も復習もほとんどせずにサマソニに臨んだ俺なので、シングアロングしまくりのオーディエンスにまったく付いていけなかったのですけど、磐石たる絶妙のバンドアンサンブルは本当に円熟の域だと思いました。

Beverly Hills』でハンドクラップしてる時とか一体感を感じましたよ。
生『Island In The Sun』や『Surf Wax America』なども披露、大合唱に感極まって素で「Beautiful」と漏
らすリヴァースにちょいと感激。新作の曲では『Perfect Situ
ation
』なんかも鳥肌級でした。
コンディションとは無関係に身体を動かしてしまう求心力は脱帽の一言。グッドなアクトの見本というものを見せてもらった気がしました。

■oasis
みっつめの目玉、やはり彼らを観なけりゃ終われないわけで御座いますのでオエイシスなわけです。ここまで24時間不眠、しかしテンションヌは依然保ててたので、ここで彼らを定刻どおりに観られれば俺の夏のメモリーにまたひとつ忘れられない出来事が刻まれる――はずだったんですが、どうにもこうにも出てこないのですよあんちきしょう共が。

時折壁を蹴り付ける様な音が聞こえてきて、なんぞモメ事か、ともすれば最悪の未来が脳裏を駆け巡る中、機材トラブルで開演には時間が掛かるとのアナウンス。ライヴなんですもの、そういうハプニングは想定の範囲内ではあるんですけども、今思えばそれがいけなかった。途端に瞼が重くなる。40分の待ち時間は睡魔の台頭を許すのには致命的だったわけですよ。

Fuckin'in the Bushes』と共にメンバーが現れて時折正気に戻るんですが、いかんせん眠くてカックンカックンしっ放し、オーディエンスがなんでもかんでも大合唱するもんだから、大体のセットリストは把握できたけれどギャラガー兄弟のMCとかほとんど観てませんし聞いてませんでした。前半で唯一聞いたのはリアムの、「サンキュウベリーモッチ」という訛りの強い英語だけ。あとはタンバリンを銜えながら、放尿のポーズで不遜に佇むリアムとか言葉が通じないのに呆れ果てたのかヤレヤレ顔のノエルだとかが断片的に視界に入るのみ。両手を後ろで組んで怠そうに歌うリアムを生で観られる日が来るなんて5年前なら想像だにしてなかったのに、シガロスといい、本当に観たいライヴに限ってこうなんだなあ何時も。

挙動不審なまでに膝をガクガクさせつつ前の人らに謝りながら、なんとか必死にライヴ観てる内に『Live Forever』のイントロで奇跡的に睡魔がスパッとひく。名曲の力は素晴らしい。
Champagne Supernova』からの怒涛の名曲ラッシュはやはり胸に迫るものがありました。国内盤のボーナストラックに至るまで手抜
かりのないオアシスの2ndの神懸りっぷりを改めて感じさせる出来だったのを再確認しました。ザック・スターキーのドラムも静かにテンションを増す中、『Wonderwall』のイントロが。
そんなもの雑誌の文章の中だけの世界だと思いつつもサビではシングアロングですよ。音痴の俺が、そんなの参加して良いんですかみたいな、後ろ髪引かれ感もありながら。

さらにそんな、不思議な壁で半泣き状態になってる俺の目の前の巨大スクリーンの中ではノエルが追い討ちをかけるように『Don't Look Back in Anger』のイントロを弾いてるじゃありませんか!
ノエルの歌を聴いてるだけで40分も押してたことなんか彼方に吹っ飛んでしまって今か今かとサビを待ってる自分がいましたよ。
野外(何度も書くけどこれ重要)でオアシス観ながらこの曲を不特定多数の人間と同じ時間を共有しながら一緒に歌えるなんて!

サビへ入った頃にはとにかく声張り上げてましたよ。曲の締めはノエルが溜めに溜めた後でしっとり目に歌い上げる。轟く歓声。なんだかんだで嬉しそうなノエルの表情も印象的。そしてラストは定番も定番、ドラムのザックもメンバーに名を連ねるThe Whoのカヴァー、『My Generation』! 嬉々として歌い踊るオーディエンス達。なんとかサビの「トーキンバウマイジェネレーション」のフレーズだけを必死で歌ってみる俺。そうして真夏の夜の夢は終わり、万感の想いを胸に、夜空に上がる花火と共に終わり行く真夏の饗宴。あの花火はいつ見てもセンチメンタルな気分を落として行きますね。

疲労と眠気に堪え切れなくて所々見逃してしまったのが残念でならないんですが(野外なのに!)、我が青春の――とまでは行かないけれどリアルタイムで音を聴いてきて、この音と共に人生を生きてきたといっても過言ではないバンドには違いないので同じ時間を初めて共有できたこの感動は、生半なものとは変え難いものであるわけですやはり。
何と言っても一度歌って見たかったオアシスの生曲を実際に合唱できたあの瞬間がとても嬉しい。音楽の素晴らしさを否応無しに体感させられる稀有な時間を過ごす事が出来ました。なんだかんだでグッジョブ、サマソニ。そんな夜でした。

Set List
SE. Fuckin' in the Bushes
1. Turn Up the Sun
2. Lyla
3. Bring It on Down
4. Morning Glory
5. Cigarettes & Alcohol
6. The Importance Of Being Idle
7. A Bell Will Ring
8. Live Forever
9. Mucky Fingers
10. Champagne Supernova
11. Rock 'n' Roll Star
12. Wonderwall
13. Don't Look Back in Anger
14. My Generation
| LIVE2005 | 11:04 | comments(0) | trackbacks(1) |
SUMMER SONIC'05@千葉マリンスタジアム/幕張メッセ 08.14(2)
もう二度と行くもんかと(略)気がつけばメッセの屋台ブースで地べたに座り、ケバブカレーを喰らっていやさケバってる俺がいるわけです。オタク面だけどある意味でケバい俺がいるわけです。土曜の夜7時から不眠の状態で参加してたサマソニですが、デスキャブが終わった14時半時点で全く眠くない俺は、思ったよりハイテンションでフェスを満喫できているようで、そんな自分の状態にホッとしつつ2つ目の目玉へ。

■木村カエラ
本当は前のPUFFYから観るはずだったんですがROCK STAGEは一度並べば最後尾がどこだかわからない、“希望”の二文字がどこまでも虚しく感じられるほどの入場規制。しかしデスキャブを途中で飛ばすなんて考えられなかったし、カエラは意地でも見たかったので並びました。並んでやりました――半将棋倒しに晒されて、圧死の二文字が脳裏を過ろうとも。

どうにか入ったROCK STAGE。これがやけに広い。実際はソニックと同じくらいのキャパなのかも知れないけど規制のお陰で人が入っていなかった所為か異様に広く感じました。すでにバンドメンバーのセッションが始まっていたので慌てて前へ。オープニングが『You know you love me?』だったもんだからさらに上がってしまってモッシュ地帯まで行ってしまう有様。モッシュピットまで進んでライヴ観るなんて久しぶり。1曲聴いた感想は、やっぱ腕っこき揃えてんなぁ、という事。演奏にブレがない。

ファーストツアーはDVDで観ただけで体感してはいないのでアレなんですけど、パフォーマンスがよりロックっぽくて別人のライヴかと思うほど。やっぱブラウン管越しと生とじゃ全然違う。そして長めのMCの一言一言がいちいちしびれる。勃起乳首@写真週刊誌ネタを自ら話したりと、彼女なりのショーマンシップで場を盛り上げようとするところも好印象。『Whatever are you looking for?』あたりでは巧者揃いのバンドの演奏に歌唱が追いついてきている感じも見受けられたように思いますよ。いやぁ思ったより良かった生カエラ。
言い様の無いスター性を感じたステージでしたよ。

Set List
1.You know you love me?
2.Twinkle
3.Because
4.weak
5.リルラ リルハ
6.誰
7.Whatever are you looking for?
8.Happiness!!!

■KASABIAN
例え入場規制の憂き目に遭おうとも、ここは一発TFCにLA'sのUK祭りを堪能して、マリンの外から、漏れ出るオアシスの音を聴きつつ豚玉食いながらソォ〜サ〜リィキャンウェ〜イってのも選択肢の一つとして非常に悩んだんですが、やっぱり野外(これ重要)で生オアシス観ながらシングアロングしたいじゃないですか折角なんだから、という事で断腸の思いで前述の二者を切る。すっぱり。

で、マリンでKASABIAN真っ最中。これまで全くの食わず嫌いでして、新人が脊椎反射のように軒並み売れて持て囃されてる去年のUKシーンを鑑みるに、どうせこいつらもポっと出アイドルバンドなんだろうがアッア〜ン、なんかE感じ〜なんだろうがどうせ、と鼻で笑ってたんですが、いざ聴いてみるとすごくちゃんとした演奏でびっくり。逆に肩透かし。途中からだったし、知ってる曲は1つもないんですが、ラスト2曲はかなりグルーヴィーでダンス意欲を刺激されました。ところでKASABIAN演奏中にスッピン臭い飯島愛が俺の目の前を横切ったんですが、他に見かけた方います? なんとも確証が持てないので。
| LIVE2005 | 09:06 | comments(0) | trackbacks(2) |

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